令和7年度事例

《サービス業》

AIカメラの導入による省力化と
職場環境の改善を実現

課題

受付業務における来客状況把握および対応体制の不十分さ

受付担当者が複数の業務に追われ、来客状況の確認が充分に実施できない状況が慢性化していた。また、待ち時間等の管理が不十分だと、トラブルにもなりかねないため、経営リスクを感じていた。

実施内容

AI機能を活用した受付監視・通知システムの導入

受付スペースにAI機能を搭載したカメラを設置した。それにより、来客時に即時対応可能となり、対応者以外もモニターで状況把握が可能となった。

効果

受付業務の安定化と顧客満足度・従業員負担軽減の実現

受付スペースの状況がいつでもどこでも把握できるようになり、トラブル発生時に即時対応が可能となった。また、平常時との異変に気づきやすくなり、トラブルの未然防止にもつながった。いままでは受付を気にしながらの業務だったが、通知がくるようになったので、業務に集中できるようになった。
また、待ち時間が短縮されたことにより顧客満足度も向上し、スタッフの精神的負担も軽減された。

今後の取り組み

来客数等がカウントできるようになったことで、経営判断の精度向上や人材の適切配置など、データ活用への期待が高まっている。来客カウントについては、設置位置や設定が適切に行われれば十分に活用可能であるが、現状ではカウント数に誤りが多く、調整が必要な状況である。
今後、これらの調整が進み、正確なデータが取得できるようになれば、次の段階として、より実効性のある経営判断への活用が期待される。

社内DX推進担当のコメント

中小企業DX支援の補助事業の交付を受け、AIカメラおよび安全カメラを設置することができました。これにより、スタッフの業務量軽減や、トラブル発生時における安全面への配慮が可能となり、業務改善に向けた有効な取り組みを進めることができています。
一方で、AIカメラは現在も発展途上の技術であることから、運用面においては調整や設定に工夫を要する場面も多く見受けられます。そのため想定以上に試行錯誤を要しているのが現状です。感度を高く設定すると誤検知のアラートが増え、逆に感度を下げると本来検知すべき事象を捉えきれない場合もあり、現時点ではAIの判断に加えて人の目や判断を組み合わせた運用が、より現実的かつ安全性の高い方法であると感じています。
しかしながら、AI技術の進歩は目覚ましく、近年の実績を見ても、その発展スピードと応用範囲の広がりには大きな可能性を感じています。すでに多くの企業がAIを導入し、業務効率化や品質向上、新たな価値創出など、さまざまな分野で成果を上げており、今後さらに精度や利便性が向上していくことが強く期待されます。
当社においても、今回導入したAIカメラの活用を継続的に検証しながら、将来的にはAIを活用したSNS運用や電話対応など、他の業務領域にもAI技術を積極的に取り入れ、業務改善や生産性向上を図っていきたいと考えています。AIと人が協働することで、より安全で効率的、かつ持続可能な業務体制の構築を目指していきます。

企業名 サービス業
業種 サービス業
従業員 10名未満
使用ツール
  1. モルフォAIソリューションズ
  2. i-PRO Remo.
  3. 防犯カメラ
  4. 防犯カメラ用レコーダー
取扱い企業 合同会社セキュリティバンク鹿児島

 

TOP