令和4年度事例

《サービス業》株式会社南の太陽

IPO(新規株式公開)に向けて、
デジタルツールを導入し会計業務を効率化!

株式会社南の太陽

各部門の会計情報の集約作業を、ツール導入により大幅に効率化!
本来すべき介護や保育の業務に割ける時間が増え、サービス品質の向上にも寄与。

きっかけ

IPO基準のクリアや本来すべき業務に向き合うために、
会計業務を効率化したかった。
IPOに向けてクリアしなければならない基準の一つとして、“四半期決算の開示”があります。
実現にするためには、会計業務の遅延を無くす必要がありましたが、情報が各部門で個別に管理されていることから、集約作業に多くの時間がかかっていました。
また、それにより、本来すべき保育や介護の業務に時間を割くことが出来ていませんでした。
集約したデータからの試算表の作成は、会計事務所に依頼していたため、余計な費用や時間がかかり、結果的に3カ月ほど遅れが生じていました。

取り組み

ツールを導入し集約作業の効率化と試算表の出力を自動化。

導入ツール:会計DXソフトウェア「PCAクラウド」
(ピー・シー・エー株式会社提供)
ライセンス料:14,850円/月~
※PCAは、ピー・シー・エー株式会社の登録商標です。

予約伝票、自動仕訳などの各種機能を登録・活用することで、データの集約を正確かつ迅速に行えるように改善しました。
さらに、試算表に必要な勘定科目等をあらかじめ登録することで、入力作業が完了すれば自動的に試算表を出力できるようにしました。

効果

作業時間を月60時間削減し、IPO基準のクリアに大きく前進!
浮いた時間は本来すべき業務に。
今回の取り組みにより、月60時間の作業時間削減と試算表の自動出力を実現したことで、IPO基準のクリアに向けて大きく前進することが出来ました。
他にも、これまでは難しかった部門別の集計結果の比較なども容易になり、経営改善にも役立てられると考えています。
また、効率化により本来すべき保育や介護の業務に時間を割くことが出来るようになったため、サービス品質の向上にもつながりました。

業務フォローのここに効く

社内DX推進担当のコメント

『既存業務をDXで効率化』について、これまでは散発的なデジタル化に留まっていましたが、専門家によるサポートのおかげでスムーズな立上げが出来ていると実感しています。
これをきっかけに、他業務のDXも進めることで、IPO達成に繋げていきたいと思います。

企業名 株式会社南の太陽
業種 介護福祉・保育事業
代表者 向井 和郎
資本金 300万円
所在地 鹿児島市南栄1-8-1
従業員 200名
URL https://www.minaminotaiyo.co.jp/ltd/

 

TOP